日本で見られるキツツキの中では一番小さい。頭部や顔まわりに茶色みがあり、お腹から脇にかけて薄い茶色の縦班が細かく入っている。背中側は全体に茶色みがかかった黒で、白い横帯がストライプになっている。
ギィーーーと濁った音でよく鳴くので、声で居場所が分かりやすい。木をつつく音はかぼそい音で、カラ類が木をつつくときの音とよく似ている。冬の間は、ハシブトガラやシジュウカラなどのカラ類と混群をつくり、一緒に行動していることが多い。オスの後頭部の両脇には赤い斑があるが見えないことが多い。
【観察しやすい場所】平地や低山の森林。広葉樹林・針葉樹林のどちらでも見られる
【観察しやすい時期】1年中