全体に灰色と茶色が混ざった複雑な色合い。お腹側は黄色みが混ざった白っぽい色合いだが、細かい横班がある。頭と首の太さが同じぐらいで、くちばしも顔と同化しているように見えるので、トカゲのような爬虫類や恐竜を連想させる。
他のキツツキの仲間のように木をつついて巣穴を掘ることはせず、幹の割れ目に空いた穴や他のキツツキの巣穴などを利用する。アリが主食で、長い舌で地上や幹にいるアリを舐めとる。
春から初夏にかけて、早朝に周囲数百メートルに響き渡る高音の声でクィクィクィクィと鳴く。
【観察しやすい場所】海岸に近い平地の林
【観察しやすい時期】5月から6月