
◆ 春は1年で一番野鳥が観察しやすい!?
春から夏の季節は多くの野鳥たちにとって、繁殖のシーズンです。自分の子孫を残すため、つがいの相手をみつけないといけません。そして、オスが「自分を選んで!」とメスに必死にアピールするこの季節は、実は初心者でも鳥の姿を見つけやすい季節なのです。
(美しいさえずりが人気のキビタキのオス。撮影場所:濤沸湖畔)

(普段は藪の中に住んでいるウグイスも、繁殖期には木の上にとまって胸をいっぱい膨らませてさえずります。撮影場所:藻琴山)

(目立つ場所に止まって大音量で鳴くコヨシキリ。撮影場所:濤沸湖畔)
◆ 野鳥はどこに見にいけばいい?
理想的なのは、気軽に足を運ぶことができる近所の公園などです。散歩気分で出かけて、鳥たちの鳴き声に耳を澄ませてみましょう。小清水町周辺で初心者の方にお勧めなのは、春から夏にかけての「小清水原生花園」。
天然の花畑である原生花園の中では、たくさんの小鳥たちが求愛・繁殖活動をしています。


(花の上でさえずるシマセンニュウ。撮影場所:小清水原生花園)

(ノビタキの幼鳥たち。撮影場所:小清水原生花園)
◆ お試しでバードウォッチングしてみたい方には?
バードウォッチングに必要なのは、双眼鏡だけ。とはいえ安いものでも数千円しますので、お試しでやってみたいという方には、小清水町観光協会ビジターセンターでは、双眼鏡レンタル(3時間500円)も行っています。
てっとりばやく野鳥観察のコツを知りたい!という方や、鳥の名前が分からないという方にはガイドツアーも。
夏の間は小清水原生花園で気軽にバードウォッチングできるショートツアーも開催中です。

好評発売中のバードウォッチング入門書「TORITABI FIELD NOTE(トリタビ・フィールドノート)」では、野鳥観察のコツや小清水町の主な探鳥スポットをご紹介していますので、こちらもバードウォッチングのお供にぴったりですよ!

バードウォッチングに出かける際は、こちらの心得も良かったら読んでみてくださいね。
(TORITABI FIELD NOTE(トリタビ・フィールドノート)P02より)
