花を愛でる

Flowers

海と山が交わるまち、小清水町。
オホーツク海に面する小清水原生花園や湿原の花々が群生する濤沸湖、丘陵地に広がるじゃがいも畑に亜高山帯の藻琴山まで、まち全体が大きな花の庭園。
短い春から夏の間にかけて、原野の花々と人の手によって育まれた花々が、競い合って咲き乱れます。

原野の花

ユリ科の花の群生に彩られる季節は、小清水町のベストシーズン。
新緑の季節の訪れを告げるのは可憐なクロユリ。
初夏から秋にかけて、エゾキスゲ、エゾスカシユリ、タチギボウシなどが次々に原野を彩ります。

見ることができる場所

海辺の花

オホーツク海に面する小清水町では、ハマボウフウやハマエンドウなど、
海岸に自生する花たちが6〜8月にかけて咲き誇ります。
代表的な花がハマナス。野生のバラは仄かな甘い匂いがします。

見ることができる場所

湿原の花

ラムサール条約登録湿地であり、日本を代表する湿地である濤沸湖では、雪解けとともに、
ミズバショウが姿を見せ始めます。
アヤメなどの身近な花から、秋の半ばに見ることができるアッケシソウまで、
長い期間、訪れる人の目を楽しませてくれます。

見ることができる場所
  • 濤沸湖
  • オホーツクの村
  • 林の中の湿地

畑・まちなかの花

7月になると、まちの主要な産物であるじゃがいもの花が咲き、
丘陵地に広がる畑一面が真っ白な美しい花畑になります。
ゆりの球根を栽培する農家の手によって、夏の間開園するリリーパークでは、
700万輪の花で埋め尽くされるゆりの丘が、圧巻の見ごたえです。

見ることができる場所
  • じゃがいも街道
  • ゆりの郷こしみず「リリーパーク」

道ばたの花

夏も冷涼で過ごしやすい北海道の小清水町では、道路の沿道に咲く花も長く美しい姿を保ちます。
海外から持ち込まれ帰化した大輪のフランスギクや色とりどりのルピナスの群生は、
野の花とは思えないほどの可憐な美しさで、旅人たちを迎えます。

見どころ

代表的な花の見どころ3ヶ所(小清水原生花園、リリーパーク、じゃがいも街道)をご紹介致します。

ツール

「花と野鳥図鑑」は、小清水町内で見ることができる「花」「野鳥」を解説や生息地も含めて写真で紹介しています。旅のあいだに出会った花を検索してみてください。

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